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海外安全対策特集海外安全対策を、トップのリーダーシップで~「ゴルゴ13マニュアル」「たびレジ」活用を外務省領事局長能化正樹世界中で相次ぐテロ事件――。海外160万人の邦人も、日々さまざまなリスクにさらされている。日本の主権が及ばない外国において身を守るには、第一に個人の危機管理意識の向上、そして、所属する企業・団体の綿密な安全対策が不可欠だ。外務省では「ゴルゴ13海外安全マニュアル」や「たびレジ」などでさまざまな情報を提供している。数々の取り組みについて、外務省・能化領事局長に聞いた。(この記事は2017年5月12日に行われた講演会などをもとに構成しています。)世界で広がるイスラム過激派組織等によるテロ事件等現在、約130万人の日本人が義務付けられている)を見ると、場合、提出を旅券法によって、届(外国に3カ月以上滞在する外務省に提出されている在留日本人もターゲットにテロのハードルは低くると痛感した1カ月でした。全状況は非常に厳しいものであ件が起こり、邦人を取り巻く安まさに週末ごとにさまざまな事での爆発事件が発生しました。ターでの銃撃や音楽祭会場付近ドイツで、ショッピングセンそして次の週末にかけては、の支援に当たりました。止め状態になり、われわれはそ国際空港で百数十名の邦人が足イスタンブールのアタテュルクコでクーデター未遂があって、さらに、その翌日15日にはトル安否確認は困難を極めました。く、邦人も多く訪れる場所で、ニースはリゾート地として名高の被害者はいませんでしたが、革命記念日です。結果的に邦人ました。7月14日はフランスの入し、80名以上の方が亡くなりていた人々の列にトラックが突れ邦人保護を担当する者にとっ名も含まれていました。われわ現地で国際協力に携わる邦人7が亡くなりました。その中には、ストランを襲い、20名以上の方です。武装グループがカフェレ首都ダッカで起こった襲撃事件年7月1日にバングラデシュのい掛かってきたのが、2016それが鮮烈な形で私たちに襲脅威は依然深刻です。まなリスクがあり、特にテロの海外では国内と異なるさまざツで音楽祭を狙った爆破事件前述のニース事件があり、ドイ下鉄が襲われています。そしてギー・ブリュッセルで空港や地フランスの事件に関連し、ベルテロが起こりました。さらに、スタジアムやカフェで同時多発が襲われ、同年11月にはパリの『シャルリーエブド』の編集部15年1月にフランスの風刺新聞なテロはありませんでしたが、ています。その後しばらく大きアルカイダとの関連が指摘されりました。この二つの事件は、で、非常に多くの方が犠牲にな鉄・バスが連続爆破された事件破、05年にはイギリスで地下イン・マドリードでの列車爆こっていて、2004年、スペてからもさまざまなテロが起とヨでーすロ。ッパでは21世紀に入っリスクに直面しているというこけの規模の方々が、さまざまなということになります。これだ万人ほどの日本人が海外にいるわせると、常時150?160万人です。短期、長期の滞在を合海外渡航する方は年間1700方、旅行など短期間も含めて、海外で長期滞在しています。一南仏・ニースで、花火大会に来さらに次の週末の7月14日、人の退避に取り組みました。突が起こり、外務省では在留邦大統領派と副大統領派の間で衝たる7月8日には南スーダンでの未明でしたが、次の週末に当一報がもたらされたのは土曜日起こりました。ダッカ事件の第と記憶されるほど多くの事件が件こでのす年。の7月は〝魔の7月?て一生忘れることのできない事のうけまさき昭和34年生まれ、兵庫県出身。東京大学法学部卒、昭和57年外務省入省。平成15年アジア大洋州局大洋州課長、18年在フランス大使館公使、21年エチオピア兼ジブチ日本国大使、23年内閣情報調査室次長、27年10月より現職。572017.7 2017.7 56