石破政権は、米国政府の転換により米国内での研究活動に懸念が生じていることなどを受け、世界中から優秀な研究者をわが国に呼び込み「国際頭脳循環」を強化するための方策を早急に検討することを表明した。これを受け、国際卓越研究大学第１号に認定された東北大学は、今後５年間で３００億円を投じ、約５００人の若手研究員の採用を正式に決定。人に積極的に投資していく方針を明らかにした。
　そこで時評７月号では、内閣府特命担当（科学技術政策）城内大臣、東北大学冨永悌二総長を迎え、スタンフォード大学循環器科主任研究員を進行役に大型座談会を実施した。

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